梅は「香る果実」としての
魅力を放つ

梅の楽しみ方として、古くから愛されてきた「梅酒」。
甘く、濃厚で、酸味のある「梅」を最大限に生かした
梅の楽しみ方の“定番のかたち”でした。
しかし、梅にはまだ魅力があります。
それは梅が放つ魅惑的な“果実のような香り”。
知られざる梅の魅力を、もっとお酒で伝えたい。
その想いから「mume GIN」プロジェクトは始まりました。
梅の香りを楽しむために生まれた
大人気梅酒「mume」とは

クランドでは、実はこれまでにもこの「梅の香り」を伝えるために、酒蔵と挑戦し続けてきました。その中で生まれたのが、完熟梅の「まるで桃のような香りがする」という梅畑の香りを伝えるために開発された梅酒「mume」。
一度飲めば忘れられないその華やかな香りと、軽快な風味から梅酒の人気ランキングでは常に1位を誇っています。
【mumeのレビュー一覧】
梅の魅力を引き出したのは、3年にもおよび香りの抽出について研究を重ねた造り手「中野BC」。マイナスの温度帯「氷点下」で貯蔵し、凍らせた果肉から成分を抽出するという製法を編み出し、唯一無二の香りと透明感を実現しました。
今回のmume GINでは中野BCがこれまでの知識や研究成果を駆使し、「クラフトジン」という新たなジャンルで梅の表現に挑みました。
香り高い品種「翠香」と
香りを抽出する「ジン」

梅の香りの魅力を最大限に伝えられるように重要となるのは、梅の品種。
最もインパクトを与えられるようにと吟味し選んだのは、梅にもかかわらず華やかな香りを放つ希少品種「翠香(すいこう)」。
その香り高い梅を、研究を重ねたジンの「蒸留技術」を用いて、「香り」を最大限に一滴残らずボトルに閉じ込めることに成功しました。
梅の「香り」を味わう
mume GINの3つのポイント
強く、華やかな香りを放つ
希少な梅「翠香」を使用

梅の魅力を伝える主役として選んだ「翠香(すいこう)」。
農研機構果樹研究所が2011年に開発した比較的新しい梅の品種で、梅ジュースなど限られた用途に向けて開発されたことから全国的にも生産量が少ない希少品種です。果実が美しい翠(みどり)色で独特の香りがあることから名付けられました。
その香りとは、上品で華やかな「洋ナシ」のような芳香。梅とは思えないほどの香り高さが、人々を驚かせます。
「梅が、こんな香りを持っていたなんて」誰もを驚かせるこの香りで梅の魅力を表現したい。その開発者の心をも震わせた感動体験が、このジンを生みました。
参考:"翠香(すいこう)|農研機構", 農研機構, https://www.naro.go.jp/collab/breed/0400/0402/001351.html, (参照2025年10月28日)
研究の末にたどり着いた
最も「芳香」を放つ梅の実の選び方

翠香の香りを最も引き出すために、造り手である「中野BC」は、熟度や収穫方法の異なる梅を徹底的に比較しました。
まだ熟さない状態から収穫する「青梅」から木の上で実の落ちるぎりぎりまで熟成させる「樹上完熟」、あらゆるパターンを試します。
たどり着いたのは青梅を入荷したその日に漬け込み、社内で追熟処理を行う方法。この方法が最も強く甘い香りを引き出せることが判明しました。
さらに、ジュニパーベリー以外のボタニカルを一切使わずに、「梅の香りそのもの」を伝えるための設計を徹底しています。
繊細な香味を最大限に引き出す
きめ細やかな抽出方法

翠香の香りや味わいは非常に繊細。少しの熱や酸で失われてしまいます。そこで中野BCは、香りを壊さず抽出するために、製造のあらゆる工程を見直しました。
・梅の「酸」からの影響を抑えるため、梅の実のアルコールへの浸漬は短時間で管理。香りのピークを見極めた蒸留時間を調整
・減圧蒸留器を使い、低温で丁寧に蒸留。加熱温度を抑え、透明感のある酒質に
こうして生まれたのは、繊細で上品、そしてフルーティな香りが前面に出たクラフトジン。完熟梅や桃、洋ナシや林檎、ハーブのような豊かな香りが広がり、口に入れた瞬間にフレッシュでパッと弾けるようなみずみずしさを体験できます。
「mumeGIN」の楽しみ方

このジンの魅力を最大限に楽しむなら、まずはシンプルにソーダ割りで。みずみずしい香りがふわりと広がり、果実のような甘い余韻が心地よく続きます。
グラスの中に咲く、梅の香りを存分にお楽しみください。
酒蔵コメント

翠香は唯一無二の香りを持っており収穫時には空間いっぱいにその華やかな香りで満たされます。自身が持つ酸が原因で変質してしまうためお酒への加工は何度も失敗しましたが、mume GINでは、香りを閉じ込めることが叶いました。
ソーダ割りですっきりと、またはストレートで少しだけ口に含んでいただき、口の中いっぱいに広がる香りをお楽しみください。
開発スタッフコメント

翠香との出会いはmumeのシリーズとして登場した「mume 翠香」の開発の時でした。洋ナシを思わせる印象的な香りは、まだまだお酒として活かせるのではないかと社内でも模索し、「クラフトジンにしよう」というのは実は2年ほど温めていたアイデアだったんです。
クランドとしてもここ数年でさまざまなクラフトジンをリリースし、ジンへの経験も増えていました。中野BCとも「mumeのように香りを味わうようなクラフトジンを造る」というのにいいタイミングが重なり、今回のプロジェクトの実施にこぎつけました。
浸漬の時間や温度を少しずつ変えながら、何度も試作を重ねて、ようやく“翠香らしさ”を感じられる1本に。梅酒づくりで培った知見を活かしながら、新しい表現に挑んだ、私にとっても印象深いプロジェクトになりました。
このジンが、あなたの梅の概念を変える。

梅という素材の奥に隠された、まだ伝えきれていない魅力「香り」。
「梅を、香りで味わう」シンプルな発想から生まれたのが、mume GINです。
グラスに注ぐと、フルーティで華やかな香りが立ちのぼる。
それは梅が持つ“もうひとつの顔”。
あなたのグラスに注がれるその一滴が、「梅の概念」を大きく変えます。
※製造前のため、商品の色合いは写真と異なる可能性があります。
※製造前のため、商品概要が変更になる可能性があります。
商品概要
| 商品名 | mume GIN |
| 容量 | 500ml |
| アルコール度数 | 47% |
| 原材料 | 醸造アルコール、梅、ジュニパーベリー |
| 原料原産地名 | 国内製造(醸造アルコール) |
| 商品タイプ | クラフトジン(酒税法上はスピリッツ) |
| 製造元 | 中野BC |
| 保管方法 | 常温 |
| 商品名 | mume |
| 容量 | 500ml |
| アルコール度数 | 10% |
| 原材料 | 南高梅(和歌山県産)、砂糖、醸造アルコール |
| 商品タイプ | 梅酒(酒税法上はリキュール) |
| 製造元 | 中野BC |
| 保管方法 | 冷蔵 |
| 商品名 | mume Pink |
| 容量 | 500ml |
| アルコール度数 | 10% |
| 原材料 | 梅(和歌山県産)、砂糖、醸造アルコール |
| 商品タイプ | 梅酒(酒税法上はリキュール) |
| 製造元 | 中野BC |
| 保管方法 | 冷蔵 |



